セルフメディケーションで節約
2017年からセルフメディケーション税制がスタートしました。
この制度は何って思う方、
少しでも税金を安く抑えることができますので必見です。
従来、10万円以上で申請できた『医療費控除』とは違い、1万2000円以上から申請できる税制なんです。
ドラッグストアに売られている一部の市販薬も対象になっているので、ずいぶんと使いやすくなっています。
こどもは自治体の補助(マル乳・マル子)により無料ですから、従来の『医療費控除』は使えなかったですよね。
対象となる市販薬もみんなが良く知っている市販薬が多いですよ。対象製品の多くに以外URLの認識マークが記載されていますので、購入するときにわかります。
【対象市販薬】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000124853.html#h2_free2
【認識マーク】
https://www.jfsmi.jp/lp/tax/common/img/mark-image@2x.jpg
勤務先で実施する定期健康診断(事業主検診)を受診していれば誰でも可能です。
この制度の対象となるのは、1万2000円を超えた部分の金額で、上限金額は8万8000円までとなります。
実際にどれほどの節税になるか。
例
・課税所得195万円超から330万円以外の方
・50000円分の対象市販薬を購入
・控除額50000円−12000円×所得税率10%
→所得税は3800円おトク
・控除額50000円−12000円×住民税率10%
→住民税は3800円おトク
➡️合計7200円おトク
確実におトクですよね。是非活用してみてください。
ただし、従来の『医療費控除』との併用はできないんです。どちらかを選択する形となりますのでご注意ください。
また、確定申告が必要である上、、レシートに記載された商品の購入金額を計算してセルフメディケーション税制の明細書を提出※する必要があります。
※レシート自体の提出は不要ですが、5年間は自宅保管義務があります。
少し手間ではありますが、電子申告(e-Tax)が使えますので、少しでも節税のためと思えばやる価値はあるでしょう。