papasloveの日常

シンパパです。育児・仕事ともに絶好調で、毎日が楽しいです。一人になってから学ぶことが多く、皆さんにシェアできれば良いなあと思っています。

所得税

特定支出控除を受けるため考えてみました②

ここからは、そんな特定支出控除の残念なお話をします。昨日6つの支出を挙げましたが、いずれも、会社が負担した支出は対象外となり、個人が自腹で支出したものに限ります。 残念ですよね、ほとんどの経費は会社で負担してもらえているのではないでしょうか…

特定支出控除を受けるため考えてみました①

今日は特定支出控除についてお話をします。 皆さんは、特定支出控除をご存知でしょうか。 聞き慣れない言葉で、初めての方も多いのではないでしょうか。 結論から言うと、この制度は、使える人には物凄くありがたいんですが、使い勝手がとても悪いんです。 …

配偶者控除と配偶者特別控除の違い

今日は、配偶者に係る控除のお話です。 (2020年改正バージョン) 馴染みのある所得控除項目ですが、年に一度の年末調整ですから、すっかり忘れている方も多いと思います。 また、毎年のように改正されるため、追いつくのが大変ですよね。 配偶者控除と配偶…

老人扶養控除て難しいね

今日は、昨日説明した扶養控除のうち、老人扶養控除について説明します。 昨日のおさらいです。老人扶養控除は同居の有無で、控除額が変わります。 ●老人扶養親族 控除額48万円 70歳以上の老人 ●同居老人親族 控除額58万円 同居している70歳以上の老人 もう…

扶養控除って何?

今日は扶養控除についてお話をします。 概略は皆さん知っていると思いますが、詳細はわからない方もいるんじゃないかなと思います。 まず、扶養控除とは、一人で生活できない家族等へ援助(面倒を見ている)を行なっている納税者(あなた)に対して、所得控…

【学生必見】勤労学生控除って何?

今日は勤労学生控除を説明します。 学生でアルバイトをしている方は、親の扶養控除に入っているため年間103万円までの収入が上限と聞いていると思います。 これ、油断しているとオーバーしてしまいますよね。しかも微妙な金額で超えてしまうなんてこともよく…

寡夫控除の制度はおかしい

今日は、「寡婦控除」の男性版である「寡夫控除」についてお話をします。 寡婦控除は昨日触れました。制度の趣旨は同じです。 ただ、女性よりも要件・控除額ともに厳しくなっています。男女平等が叫ばれている中、税法が追いついていないのが明らかです。 厚…

寡婦控除って何?

今日は寡婦控除についてお話をします。 寡婦控除とは、離婚や死別をされ、シングルで子育てをしている女性を対象に設けられた制度となります。 似たような制度で寡(夫)控除というものがありますが、こちらはシングルファーザーを対象としています。 男女で…

障害者控除って何?

さて、今日は障害者控除のお話をします。 障害者をお持ちのご家庭の負担を考慮し、税金面から生活を支えるという主旨から出来た制度です。 したがって、本人や配偶者、親族などが所得税法上における障害者に当てはまる場合に所得控除を受けられる制度です。 …

寄附金控除って何?

寄附やふるさと納税を行うと寄附金控除を受けることができます。 寄附金控除を受けるためには確定申告をする必要があるのがポイントです。 今回は、あまり寄附金控除を使うことはないでしょうから、こんな制度があるんだなと知っておいてもらえれば良いのか…

生命保険料控除って何?

所得控除の中でも、馴染みのある生命保険料控除について説明します。 皆さんは、年末調整時の所得控除は何を思い浮かべるでしょうか、やはり、生命保険料控除ですかね。 ほかの所得控除項目と違い、やることが多いですからね。年末に近づいてくると、保険会…

小規模企業共済等掛金控除って何?

あまり聞き慣れない言葉ですが、『小規模企業共済』って知っていますか。 iDeCo(イデコ)も遠からずというところなんですが… これ、古くからある小規模企業共済法に規定されています。小規模企業の経営者や個人事業主の方が事業を辞めたり、退職された際の…

医療費控除を活用しよう

せっかくなので、医療費控除についてお話しします。 1年間で自己負担した医療費が10万円を超えたときに使える制度です。 自分と生計を一にする配偶者や子供の分も対象となります。 ①医師などによる診療を受けるために直接必要なもの 医師や歯科医師などによ…

セルフメディケーションで節約

2017年からセルフメディケーション税制がスタートしました。 この制度は何って思う方、 少しでも税金を安く抑えることができますので必見です。 従来、10万円以上で申請できた『医療費控除』とは違い、1万2000円以上から申請できる税制なんです。 ドラッグス…

育児手当をもらうための方法

給与所得控除の改正で育児手当が減る方のお話をしましたが、その方にとってみれば、このまま黙って見過ごすことはできませんよね。なんとかしたいですよね。 結論から先に言いますと、育児手当を満額もうためには、iDeCo(イデコ)を活用するほかにありませ…

基礎控除の改正で得するの?

2020年から基礎控除が増えることになっています。2018年の税制改正で決定されていたようですが、だいぶ前から制度の変更が決まるんですね。結論から言いますと、ほとんどの方は影響ありません。影響があるのは850万円超の年収がある高所得者だけが増税となっ…

基礎控除ってよく聞くけど!

『基礎控除』ってよく聞くけど、なんだろうと思いませんか。 これは所得控除のひとつなんですが、どうやら最低限生活していくための必要経費のようです。では、いくら控除できるかというと38万円なんです(2020年より48万円に増額)。。 所得税率が20%の方で…

所得税の計算式って簡単

『給与所得控除』と『所得控除』の違いはわかりましたでしょうか。 所得税の計算式 (『給与所得』−『給与所得控除』−『所得控除』)×税率 こうするとわかりやすいですね。 ここでは、給与所得としました。収入が給与所得しかない方を例に出しています。他の…

それって『給与所得控除』じゃないの?

今日は『源泉徴収票』について記載していきたいと思います。 源泉徴収票は年末調整後に会社からもらうもので、その年の収入と所得税額が記載されているものです。もらったとしても1分ほど眺めて、『よく頑張ったなあ』『昨年より減ったかな』と思うくらいじ…