NECが上方修正
つい最近まではNECが倒産するんではないかと言われていましたが、好調のようですね。
当期純利益は従来予想から50%以上増加の1000億円の上方修正と発表されましたね。
最初ニュースを見たときには決算発表かと思いまして、決算短信を見ようとしたところ、どこにもなく、よ〜く確認したら上方修正でした。
決算は来週5/12に発表で、もう間も無くのはずですが、このタイミングは驚きです。
調べたところ、業績予想を修正する場合の修正基準があるんですね。
売上高に10%以上の増減が発生した場合
営業利益・経常利益・当期純利益に30%以上の増減が発生した場合
これですが、東京証券取引所の有価証券上場規程に記載されています。
ただし、あくまでも任意の開示ということで強制ではないようです。合理的な業績予想が開示できない場合にはしなくても良いみたいです。
今回の場合は来週に控えた発表ですから、数字は固まっていたでしょうけどね。
NECの当期純利益は50%以上の上振れとなったために規程にひっかかり、修正したということになります。
それにしても、NECの復活は見事なものです。5年前までNECのパソコンを使用していましたから愛着はあります。
現在、NECのパソコン事業はレノボ傘下にあり、実質売却していると捉えられています。
平成の初期までは絶好調であったNECであり、その中核がパソコン事業でした。今は落ち目ですね。
今回の上方修正発表では23期ぶりの最高益ということで、これまでの不調ぶりがよくわかります。
ましてや、コロナウイルスで経済が止まっているときの快進撃ですから、当事者たちは嬉しいでしょうね。
個人的にもNECのパソコンユーザー(かつては…)でしたし、NECの子会社の株を保有しているので、尚更応援したくなります。
暗いニュースが多いなかハッピーになる情報でした^_^