マツダが3000億円の緊急融資

今日アップされた記事です。

運転資金が足りないということです。驚いたのが昨年末時点で5068億円の現預金を保有していたのにもかかわらず…というところです。

これだけ手元資金があるのに、それでも足りないのかと思います。

もう一度記事を読んでみました。

新型コロナウイルスの影響が長期化するのに備えてとあります。

やはり長期化すると見込んでいるんですね…

つまり、車が売れないから現金が入ってこない。とは言っても、人件費、工場の整備費はかかる、その支払いは待ってくれない…ということなんでしょう。

金額が5000億円超であるため、大きなニュースです。

マツダの3月の新車販売実績は、ドイツが前年同月比57％減、アメリカ42％減、中国28％減。

これが少なくとも、数ヶ月は続くことになります。

財務諸表を見ると、利益剰余金（内部留保）が決して潤沢とは言えないため、すぐにではないでしょうが、コスト構造を見直さないと傾く可能性は高いです。

マツダに限らず、自動車産業はこの先厳しい時代になるかもしれませんね。同じ人を移動させる航空会社も厳しいです。

投資の神様ウォーレン・バフェットが、新型コロナウイルスの感染拡大で「世界は変わる」として、米航空株をすべて売却しています。

外出規制が人々の行動に与える影響はわからないとのこと。これは、自動車産業にも言えることだと思いますね。

まだ、生活に身近な車は生き残れるような気もしますが、アフターコロナは読めません。

個人的にもマツダ車に乗っていた時代もあっただけに、生き残ってもらいです^_^

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