papasloveの日常

シンパパです。育児・仕事ともに絶好調で、毎日が楽しいです。一人になってから学ぶことが多く、皆さんにシェアできれば良いなあと思っています。

老後の生活費はいくら必要なの?

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銀行や生命保険保険会社が指標としている生命保険文化センターの調査結果を見ていきます。

 

生命保険会社の役員で構成されている公益財団法人ですから、少しばかり、生命保険会社に有利になるような結果となっている可能性もあります。

 

老後の生活費は多くかかる、だから今のうちに保険に入らせるよう誘導していることも否定はできません。

 

そういった目線で見るようにしましょう。

 

 

老後の生活費調査

最低日常生活費は月額平均22.1万円

生命保険文化センターが行った意識調査によると、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考える最低日常生活費は、月額で平均22.1万円となっています。分布をみると「20~25万円未満」が、29.4%と最も多くなっています。

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ゆとりある老後生活費は平均36.1万円

ゆとりのある老後生活を送るための費用として、最低日常生活費以外に必要と考える金額は平均14.0万円となっています。

 

その結果、「最低日常生活費」と「ゆとりのための上乗せ額」を合計した「ゆとりある老後生活費」は平均で36.1万円となります。 

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ゆとりある生活の使途は

ゆとりのための上乗せ額の使途は、「旅行やレジャー」が最も高く、以下「趣味や教養」、「日常生活費の充実」と続いています。

 

誰しもがゆとりある生活を送りたいですよね。この調査は願望も含まれていることがポイントです。

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老後生活の方の調査

続いて、今度は実際に現役の老後生活を送られている方に対する調査結果です。

 

世帯主が60歳以上の無職世帯では毎月約4万~5万円を取り崩す

世帯主が60歳以上で無職である世帯(世帯員が2人以上)の家計をみると、実収入から非消費支出(税・社会保険料等)を差し引いた可処分所得約19.2万円に対して、消費支出は約24.0万円で、1ヵ月間に約4.7万円が不足しています。

 

この調査を見ると、毎月の不足分は貯蓄等を取り崩して生活していることがわかります。

税金も含めた生活費は毎月27万円にもなるということです。

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まとめ

現役世代に聞いた老後の生活費調査では、毎月22.1万円、ゆとりある生活は36.1万円との結果です。

 

それに対して、今すでに老後生活を送られている方の調査では、27万円の支出があります。

 

これを見ると現役世代が考える必要な生活費は実際と比較し5万円ほど少ないことがわかります。現実問題としては大きく影響する金額ですから、老後の資金確保はきちんとしておく必要があるかなと思います。