papasloveの日常

シンパパです。育児・仕事ともに絶好調で、毎日が楽しいです。一人になってから学ぶことが多く、皆さんにシェアできれば良いなあと思っています。

加入者数と被保険者数の違い

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皆さん、被保険者て言葉をよく聞きますよね。『被』が付くと急にわからなくなったりしませんか。加入者、被扶養者などの言葉が健康保険の分野で使われます。その違いについて解説していきます。

 

 

用語の説明

健康保険分野を知るためには、4つの用語を覚えておけば大丈夫です。一つひとつは紛らわしいですが、難しくありませんので一度聞いてしまえばどうってことはありません。

 

保険者

保険者とは、自治体や健康保険組合など、健康保険事業の運営主体です。いわゆる「健康組合」や「けんぽ」など呼ばれているところのことです。会社によって異なりますが、組合健保や協会けんぽのことを指します。

 

被保険者

被保険者とは、保険の対象になっている人のことを指します。国民皆保険制度で、誰しもがいずれかの公的医療保険に入っています。健康保険、国民健康保険、共済組合などですが、そのいずれかに保険料を納めている人ということになります。

 

被扶養者

健康保険の被保険者に扶養家族がいる場合、その家族は被扶養者として扱われ、被保険者と同じように、医療機関の診察・治療を受けることができます。被扶養者は保険料を支払う必要はありません。納める保険料は被保険者1人分となります。

ここが紛らわしいんですが、被扶養者も保険の対象となっているため被保険者に含んで考えてよいんでしょうが、仕切りとして被扶養者と被保険者を分けています。

 

ただし、国民健康保険には被扶養者という考え方がなく、家族が多ければ多いほど1世帯の保険料総額は高くなります・

 

加入者

 保険の加入者数という言葉を聞いたことはありますか。保険に加入している数のことですが、では被保険者数と何が違うのか。

 

加入者数=被保険者数+被扶養者数

 

被保険者とその家族を含めた保険に加入している数を加入者数といいます。簡単ですよね。

 

そのほかの用語集番外編

 

生命保険の加入時などによく聞かれる、契約者、被保険者、保険受取人の名称。今一度おさらいです。

 

契約者とは保険の支払いなどの義務を負う方で、被保険者は保険の対象者です。その方が病気をしたときに保険金が支払われます。誰に保険金が支払われるか、それが保険受取人です。

 

まとめ

わかっているようで少し難しい用語をまとめてみました。この用語の意味が整理されていると保険の説明時などに理解しやすくなります。難しくはないため、覚えておいてください。